【JFCAコラム】みんなで楽しく、サッカーを!スポーツを!豊かな文化にするために〜千葉県での30年の取り組み〜

JFCA(日本サッカー指導者協会)セミナーダイレクターの藤原です。主に全国で開催しているJFCA主催の研修会、講習会の責任者をしています。

定年退職するまでは、千葉県サッカー協会の技術担当理事10年、ユースダイレクター8年、技術委員長12年の30年間、その間、同時に高体連専門部委員長10年、関東の2種委員長4年を担当させて頂きました。ここ30年で、サッカーの発展はめまぐるしく、いろいろな問題に真剣に取り組んできました。

特にゲーム環境の在り方を改善していくには、相当のエネルギーが注がれました。まず、関東2種のスーパーリーグを公式リーグにするために、各県の専門委員長の説得に苦労しました。関東ではまたリーグの人数や2部リーグの件も宿題のこして、後進に託しました。

千葉県では、4種の少人数サッカー8人制への移行時も、何度も何度も4種委員会でレクチャーさせていただきました。

技術員会では、リーグ戦の充実とトレセンのあり方、方法等を、隔月で技術員会、ユース部会で議論しながら進めてきました。また、キッズと4種間の協調が急務と考え、U―8部会を設立。4種U-6U-8担当者とキッズ担当者との連携を図ってきました。4種委員会にキッズ委員長と参加し、U-8部会がやっと認められました。

昨年最後の年は技術委員会組織改編し、強化部会、指導者養成部会、育成部会でそれぞれの内容を担当できるようにして、バトンタッチです。

次回は、千葉県で取り組んだ育成プロジェクトに関する取り組みについて紹介します。

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プロフィール

藤原 明夫

JFCA(日本サッカー指導者協会)セミナーダイレクター

特定非営利活動法人つくばフットボールクラブアドバイザー

佐原高校卒、筑波大学卒、千葉県サッカー協会の要職及び県立千葉高校サッカー部監督を歴任、2019年3月教職員を退職