【JFCAコラム】「人生100年時代を生きるサッカー指導者」指導者にあった資産運用とは①

 現在、プロクラブのコーチだけでなく、街クラブでもプロコーチとして生計を立てているコーチが多くいます。
 今回は、そんな指導者が幸せな人生を送り、指導者として、ステップアップしていくためのヒントとなる連載です。

執筆者は、資産管理のプロフェッショナルの馬場勝寛氏(株式会社Horse IFA Partners(https://horse-ip.com/service/) 代表取締役社長) です。

 第1回は、人生100年時代を生きる指導者自身の資産や将来とどのように向き合っていくのか、考える内容となっています。

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【人生100年時代】
「定年後40年。あ、足りるかなお金」某CMでのワンフレーズ。今様々な所で人生100年時代の話を耳にする。
医療技術の進歩に伴い、人の寿命は年々伸びて来ている。世界の人口も年々増加し、現在約70億人の人口は、2050年までに約100億人になるとも言われている。
一方日本の人口は減少傾向にあり、将来の年金が本当に貰えるのかという議論は毎年のように行われている。
私自身も今29歳だが、金融に携わっているからこそ、将来の自分自身の資産形成には人一倍敏感だ。
日本は欧米諸国に比べると金融分野で遅れを取っている。日本の文化なのか、投資や運用=悪という文化が根付いており、先進国の日本は、金融分野においては後進国だ。医療技術の進歩に伴い寿命は延びそうだが、日本の金融リテラシーが進歩しないせいで、寿命の前に資金が尽きてしまう世の中になるのではないかと危惧する。
このコラムでは指導者の皆さんに、金融という観点で、少しでも自分自身の資産や将来に対して向き合ってもらえるような話を連載していきたいと思う。

※JFCAコラムは毎週金曜日に更新です。(次回予定:11月29日)

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執筆者プロフィール:

馬場勝寛

・現職:株式会社Horse IFA Partners(https://horse-ip.com/service/) 代表取締役社長

(事業内容)資産運用、タックスマネジメント、生命保険と法人保険、法人のコスト削減、プロサッカー選手が現役、そしてセカンドキャリアを歩む上で、徹底した資産管理を行い、豊かな生活が送れるようサポート致します。

・経歴:1990年茨城県つくば市生まれ、2013年筑波大学体育専門学群卒業。 2013年野村證券株式会社入社。静岡支店にて中堅企業とそのオーナー様を担当し、その後、本社人材開発部付きで、海外修練4期生として中国の北京へ渡航。
2018年にIFAとして独立。
2019年2月、株式会社Horse IFA Partnersを創業し、現在に至る。
趣味はサッカーで、高校時代にはインターハイで全国制覇。個人では大会優秀選手に選出される。